2025年2月22日、米国パム・ボンディ司法長官は、ジェフリー・エプスタインの顧客リストが現在彼女の机の上にあり、審査の準備ができていると述べ、それはトランプ大統領のしじによるものであり私はそれを確認していると述べました。

パム・ボンディ司法長官
パム・ボンディは、フロリダ州の司法長官を務めたアメリカの弁護士・政治家です。彼女の経歴や人柄が分かるエピソードを交えて紹介しましょう。
基本情報
フルネーム: パメラ・ジョー・ボンディ(Pamela Jo Bondi)
生年月日: 1965年11月17日 出身地: フロリダ州タンパ
学歴:フロリダ大学(University of Florida)卒業(学士)
セント・トーマス大学法科大学院(St. Thomas University School of Law)卒業(法務博士)
検察官としての経験(1991年–2010年)
ヒルズボロ郡(フロリダ州)の検察官として約18年間勤務。
主に重大犯罪や児童虐待事件を担当。
テレビの法廷番組などにも専門家として出演することがあった。
フロリダ州司法長官(2011年–2019年)
2010年に共和党から出馬し、当選。
2014年に再選され、2期8年間務めた。
州全体の犯罪対策や薬物問題、【人身売買の撲滅に力を入れた】。
2019年に司法長官を退任後、トランプ政権の弾劾弁護団の一員として活動。
政治コメンテーターとしてメディアにも登場。
彼女の人柄が分かるエピソード
1. 犯罪者に厳しく、被害者に寄り添う姿勢
ボンディは検察官時代から、特に児童虐待や家庭内暴力の事件に強い関心を持ち、被害者支援に尽力してきました。彼女はあるインタビューで、虐待された子どもたちが安心して証言できる環境を作ることの重要性を語り、【子どもたちの声を守るのが私の使命】と述べました。
2. 人身売買撲滅への熱意
司法長官として、フロリダ州の人身売買問題に取り組みました。彼女は州内の法執行機関と連携し、取り締まりを強化。また、被害者の社会復帰を支援するためのプログラムを推進しました。この活動が評価され、全米の司法長官の中でも人身売買対策のリーダー的存在と見なされました。
3. ドナルド・トランプとの関係
ボンディはトランプ元大統領の支持者であり、2016年の大統領選では彼を支持していました。しかし、彼女がトランプ財団からの献金を受け取った後、トランプ・ユニバーシティに関する詐欺疑惑の調査を見送ったとして、一部で疑念が持たれました。この件については倫理的な問題が指摘されましたが、大きな法的問題には発展しませんでした。
4. フロリダの薬物問題に対する強い姿勢
彼女はフロリダ州でのオピオイド危機に対処するため、製薬会社に対する訴訟を主導し、乱用防止策を強化しました。彼女のリーダーシップのもと、多くの薬物関連の違法販売が摘発され、州の対策が強化されました。
ジェフリー・エプスタイン事件の巨大な闇
ジェフリー・エプスタイン事件は、金融業界の大物でありながら、大規模な児童性虐待や人身売買ネットワークを運営していたとされるジェフリー・エプスタイン(Jeffrey Epstein)のスキャンダルです。この事件は単なる個人犯罪にとどまらず、世界的な権力者との関係や、不可解な死など、多くの闇や謎を孕んでいます。

ジェフリー・エプスタインとは?
生年月日: 1953年1月20日
死亡日: 2019年8月10日(獄中で自殺とされる)
職業: 金融業者、投資家
特徴: 自身の金融業の成功を利用し、世界の著名人と交友関係を築いていた
エプスタインはウォール街でキャリアを積んだ後、独自の金融会社を設立し、超富裕層を相手に資産運用を行っていました。しかし、その実態は謎に包まれており、実際の投資活動よりも、彼の広範な人脈と違法活動の方が注目されるようになりました。
事件の全貌
1. 2005年の逮捕と司法取引
2005年、フロリダ州で未成年少女への性的虐待容疑で捜査が始まりました。多数の少女が証言し、エプスタインは性的搾取のために少女たちを組織的に勧誘・強要していたことが発覚しました。しかし、2008年に司法取引によりわずか13か月の刑(しかも、日中の外出が許可される軽い待遇)で済みました。
この取引を主導したのが当時のアレクサンダー・アコスタ(後にトランプ政権で労働長官)であり、後に批判を受けて辞任しました。
2. 2019年の再逮捕
2019年7月、エプスタインはニューヨークで人身売買と性的搾取の容疑で再逮捕されました。
2000年代初頭から数十人の未成年、少年少女を自宅やプライベートジェットで輸送し、性的虐待を行っていたとされる。因みにジェット機にはロリータエキスプレス
彼は被害者をスカウトするリクルーターを雇い、モデルやマッサージ師として勧誘していた。
3. 獄中死(2019年8月10日)
エプスタインは収監中に死亡し、公式には「自殺」と発表されたが、不可解な点が多い。
監視カメラが故障していた。
看守が寝ていたため、適切な監視がされていなかった。
首の傷が自殺の典型的な痕跡とは異なると専門家が指摘。
彼は自殺未遂の形跡があったにもかかわらず、「自殺監視リスト」から外されていた。
こうした状況から「口封じのために殺害されたのではないか?」という憶測や陰謀論が広がった理由にはその有名人著名すぎる顧客達にとって、あまりに不都合な小児性愛や小児人身売買の顧客であったことである。
エプスタインと関係のあった有名人
エプスタインは多くの著名人と交流していたが、特に以下の人物が関与を疑われている。
1. ビル・クリントン(元アメリカ大統領)
エプスタインのプライベートジェット(通称「ロリータ・エクスプレス」)に少なくとも26回搭乗していた。
エプスタインの私人島にも行ったとの証言があるが、クリントン側は「公式な慈善活動だった」と主張。
2. ドナルド・トランプ(元アメリカ大統領)
1990年代にエプスタインと交友があり、彼のパームビーチのクラブ「マール・ア・ラーゴ」でよく顔を合わせていた。
2002年に「彼は女性が好きだが、少し若すぎる女性も含まれている」とコメントしていたが、後に関係を断った。そして今回、その顧客リスト公開を選挙期間中から公約として断言しており、実行に移されています。
3. アンドルー王子(イギリス王室)
エプスタインの被害者の一人ヴァージニア・ロバーツ・ジュフリーが「アンドルー王子に性的虐待を受けた」と告発。
王子は否定したが、エプスタインの自宅で撮影された写真が流出し、信憑性が増した。
2022年、ジュフリーとの和解金支払いが報じられた。
4. ギレーヌ・マクスウェル(共犯者)
エプスタインの元恋人であり、未成年の少女を勧誘・管理していたとされる。
2021年、有罪判決を受け、20年の刑を言い渡された。彼女の父親はイスラエルの諜報機関のエージェントであるモサドの人間だともヨーロッパのメデイア王だとも言われる謎多き女性です。
事件の闇と未解決の謎
1. エプスタインの財源はどこから来ていたのか?
彼の投資会社の実態は不明で、顧客もほとんど判明していない。
一部では、彼が富裕層を弱みで脅迫し、金を得ていたのではとも噂されている。
2. FBIが押収した証拠の行方
エプスタインの邸宅から児童虐待の証拠とみられる膨大な写真・映像が押収されたが、その内容は公にされていない。
政治家や王室関係者が関与していた可能性もあるが、捜査がどこまで進んでいるか不透明。
3. プライベート・アイランドでの秘密のパーティー
「リトル・セント・ジェームズ島」には「神殿」のような建物があり、不可解な儀式が行われていたとの証言もある。
目撃者によれば、未成年少女が招かれ、VIPが集まるパーティーが頻繁に開催されていた。YouTube上にも隠し撮りされたとされる映像も残っています。
4. 証人が次々に死亡?
エプスタイン事件の関係者の中には、突然亡くなった者もおり、情報を持っていた人物が消されているのでは?という憶測もある。
ジェフリー・エプスタイン事件は、単なる性犯罪事件を超え、富裕層・権力者・政治家・王室関係者が絡む可能性があるスキャンダルです。
証拠の行方、関係者の証言の矛盾、エプスタインの死の不自然さ
これらの点から、事件の全貌はいまだに解明されていない部分が多く、今後も新たな証言や捜査が求められていましたが、トランプが大統領になったことで権力者達の悪行が明らかになる日がちかづいてる。今後の捜査や情報公開に大きな期待をしましょう。最後まで見ていただきありがとうございます