日本の左翼テレビではトランプとプーチンを激しく狂人扱いしてきましたが、2月の12日およそ90分にわたる電話会談が行われました。その中身の濃い会談内容と、今後の期待を込めた見通しを左翼のプロパガンダ抜きでお伝えしようと思います。まず2月11日、電話会談の前日にロシアで拘束中のマーク・フォーゲル氏がトランプ政権の交渉で3年以上ロシアで服役中だったフォーゲル氏を釈放させ、帰国、更にはホワイトハウスに招待して労いました。

フォーゲル氏は教師であり、3年以上ロシアで勾留されていましたが、バイデン政権では放置されてきました、アメリカは基本的にどこの国に対しても、自国民を保護する国際的な力は世界一だということは言うまでもありませんが、左翼思想のバイデン政権とロシアでは交渉のテーブルすら用意できなかったのが現実です。日本にも当てはまりますが、中国に政治的な不当勾留があっても日本政府が救出できることは皆無、ほぼありません。トランプ氏は大統領選挙期間中にフォーゲル氏の94歳の母親と会う機会があり、母親に尋ねられました。【トランプ!あなたが大統領になったら、ロシアに捕まっている私の息子を助けてくれますか?もし助けてくれると約束してくれるなら、私はあなたを支持します】。トランプは【約束しよう】と言った、その約束を実現したのが今回の救出劇でしたが、実際には交渉の仲介役を担ったのが、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン王太子だということです。この釈放劇の翌日に、トランプとプーチンの電話会談が実現しています。

これもまた劇的なストーリーでバイデン政権とサウジアラビアはペトロダラーシステム(世界の原油取引を米ドル建てで行われる仕組み)の延長を拒否するほど破滅的な関係性だったのをトランプ政権に、これほど尽力していた事実も、いかにトランプ政権が世界をリードしているか、そして世界の主要メデイアがトランプとサウジの王族との信頼関係目の当たりにしたのかを物語っています。

そして、入っている情報ではロシアとウクライナの停戦、終戦の架け橋になりうる会談を、サウジアラビアで開催し、サルマン王太子が会談の席につくと言われています。停戦の期待も高まりますね。因みにバイデン政権下では西側諸国がウクライナに武器を供与し停戦の機会も拒み続けてきました、そこに日本も巨額の資金を投じ、戦争で人々の命を奪う活動を支援し続けたのが事実です。ただの一度も停戦を呼びかけることもしていません。トランプ大統領とロシアのプーチン大統領は、電話会談でウクライナ戦争の終結に向けた交渉を直ちに開始することで合意しました。トランプ大統領は、プーチン大統領が戦争の終結を望んでおり、【そう遠くない将来に停戦が実現】するとの見通しを示しています。
この動きにより、ロシアはウクライナにおける自身の影響力を強化し、欧州における勢力圏の確立を目指す可能性があります。アメリカは、ロシアに対する制裁の緩和やNATOへの関与の縮小を検討していると報じられています。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は、トランプ大統領がプーチン大統領と先に会談したことに不快感を示し、ウクライナが交渉から排除されることへの懸念を表明しています。また、ウクライナのNATO加盟の可能性が低下するとの見方もあり、ウクライナの安全保障に対する影響が懸念されています。
さらに、トランプ大統領はロシアをG7に復帰させる意向を示しており、これに対してウクライナや欧州の指導者たちは警戒感を強めています。
今後の展開として、トランプ大統領とプーチン大統領の対面会談がサウジアラビアで行われる可能性があり、ムハンマド皇太子が協議に関与するとも報じられています。しかし、具体的な日程や詳細はまだ決まっていません。
これらの動きは、ウクライナ戦争の終結に向けた新たな局面を迎える可能性がありますが、ウクライナの主権や安全保障、そして欧州全体の安定に対する影響について、慎重な検討が求められます。
今後のトランプ政権から目が離せませんね。最後まで見て頂きありがとうございます。