フジテレビと中居正広氏の性加害問題に対する海外の反応について、詳しく説明いたします。
1. 海外メディアの報道
『The Times』: イギリスの有力紙『The Times』は、中居氏が2023年に女性への性的暴行疑惑で9,000万円の示談金を支払ったと報じました。また、この事件がフジテレビの社員によって設定された会合で発生した可能性があると指摘し、同局の港浩一社長が遅れた説明と視聴者への懸念に対して謝罪したと伝えています。
『AP通信』: 米国のAP通信は、フジテレビと中居氏のスキャンダルに関連して、トヨタや日産などの主要企業が同局から広告を撤退させたと報じました。また、フジテレビが事件の隠蔽を図ったとの疑惑や、港社長の謝罪会見についても触れています。
『Bloomberg』: 米国の経済メディア『Bloomberg』は、フジ・メディア・ホールディングスの大株主である米投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」が、同社に対して第三者委員会の設置を求める書簡を送付したと報じました。これは、同社のコーポレートガバナンスに深刻な欠陥があると指摘するものでした。
2. 海外メディアの影響
これらの海外メディアの報道を受け、日本国内でも事態が急展開しました。フランスのニュース専門テレビ局『BFM TV』や大手新聞『Le Figaro』がこの件を報じたことで、民放各局が中居氏への聞き取り調査に乗り出すなど、対応が加速しました。
3. 日本のメディアと海外報道の関係
ジャニー喜多川氏の性加害問題の際も、イギリスの『BBC』が報じるまで日本のメディアは沈黙を守っていました。今回も海外メディアの報道が引き金となり、日本のメディアが動き出したとの指摘があります。
以上のように、フジテレビと中居正広氏の性加害問題は海外メディアによって広く報じられ、その影響で日本国内の対応も進展しています。
フジテレビと中居正広氏の性加害問題に対する反応は、国や地域ごとに異なる視点が見られます。以下に、他国の具体的な反応や関心について詳しく説明します。
1. アメリカ
メディアの反応: アメリカでは『ニューヨーク・タイムズ』や『AP通信』などがこの問題を報じ、特に広告主の撤退や企業倫理への影響に注目が集まっています。また、日本の芸能界における性加害問題が「構造的な問題」として批判されています。
視聴者の関心: ハリウッドの「#MeToo」運動との関連性が取り上げられ、日本におけるジェンダー平等や職場の倫理観についての議論が広がっています。
2. イギリス
メディアの反応: イギリスでは『BBC』や『The Times』が詳細に報じており、特に日本メディアが問題を長期間報道しなかった点に批判が集まっています。ジャニー喜多川氏の性加害問題との関連も指摘され、「日本のメディア業界全体に根深い問題がある」との論調が見られます。
市民の反応: 一般市民からは、「日本ではなぜ性加害の加害者が社会的制裁を受けにくいのか」という疑問の声が挙がっています。
3. 韓国
メディアの反応: 韓国では『中央日報』や『朝鮮日報』が報道し、日本のエンターテインメント業界の体質が議論の中心です。韓国は近年、芸能界の性加害問題への対応を強化しており、その対比として日本の対応が批判的に取り上げられることがあります。
世論の反応: 一般的に韓国では、日本の芸能界の古い体質や隠蔽文化に対する否定的な意見が強いです。
4. フランス
メディアの反応: フランスでは『Le Monde』や『Le Figaro』が報じ、日本のメディア業界の内部構造への疑問を提起しています。また、文化的な違いとして、「なぜこのような問題が表面化するのに時間がかかるのか」が焦点となっています。
市民の反応: ジェンダー平等や労働環境の問題として捉えられることが多く、欧州における人権や労働倫理とのギャップを指摘する声が上がっています。
5. 東南アジア
メディアの反応: シンガポールやタイなどでは、英語の国際ニュースを通じて問題が報じられていますが、他国ほど大きな反応は見られません。ただし、日本のエンタメ業界に強い影響を受ける東南アジア諸国では、「この問題が日本の芸能界全体に波及するのでは」という懸念もあります。
ファンの反応: 日本のエンタメファンからはショックの声が聞かれ、特に中居氏を支持してきた層からは失望のコメントが見られます。
まとめ
海外では、日本の性加害問題が文化的・社会的背景と結びつけられて議論されることが多いです。特に、メディアによる問題の隠蔽や対応の遅れが批判され、日本の芸能界全体の改革が求められるとの声が強調されています。また、国際的な「#MeToo」運動との比較や、女性の権利問題として捉えられるケースも多いです。私がこの問題の闇深く根が深い部分にあるのが、日本のこの業界ではme-too 運動に発展しにくいであろう事態が容易に想像できるところ。それは少なからず、自ら出世のためや売れるために、進んですり寄っていた側の者たちがいた可能性があること。後者が被害にあってましたとは・・言えないだろう、それどころか口をつぐんでしまうことも想像できますよね。昔からその手の噂や、週刊誌ネタは絶えず存在していたこと事態が現実になってもおかしくない時代になった。
私の知る医療業界と製薬業界の闇も本当に深いですが、中々簡単に口にできる内容ではありません。
最後まで見て頂きありがとうございます。
