世界には謎めいた立ち入り禁止の場所が数多く存在します。それぞれには独自の歴史や理由があり、時には都市伝説や陰謀論が語られることもあります。代表的な場所をいくつかご紹介します。
北センチネル島(インド)
理由:住民による外部との接触拒否、危険性が高いためインド政府が島周辺5kmの立ち入りを禁止しています。都市伝説界隈でも、最も有名な立ち入りできない島の一つですね。
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北センチネル島は、インド領アンダマン諸島の一部であり、センチネル族という未接触部族が住んでいます。彼らは外部との接触を極端に拒絶しており、過去には島に近づいた人々が攻撃され、命を落とす事件も発生しています。
歴史と背景
センチネル族は約6万年前からこの島に住んでいるとされ、文明と接触することなく独自の生活を維持してきました。
19世紀後半、イギリスがアンダマン諸島を植民地化しましたが、センチネル族はその影響を受けずに生き延びました。
2006年と2018年には、密漁者や宣教師が島に近づいた際に槍や弓矢で殺害される事件が発生しました。
インド政府はセンチネル島周辺5kmの範囲を立ち入り禁止区域とし、センチネル族の生活を守るためにも接触を避ける方針を取っています。
バンク・オブ・イングランドの金庫
イギリス英国の国家機密レベルの厳重なセキュリティで保護されている理由の一つに巨額の金塊を守るためとも言われています。2023年時点で約2500億ポンド、47兆円とも言われていますが、所詮は他国から奪ったものが殆どで、戦争などで他国や植民地、歴史的にも東インド会社という名の海賊行為を正当化した行為をアジアで繰り返し、略奪行為で巨万の富を築き、後に【大英帝国】と自ら称した蛮族の末裔が現在のイギリスです。
ロンドンにあるバンク・オブ・イングランドの金庫には、英国が保有する大量の金塊(約4,600トン)が保管されています。この金庫は一般人はもちろん、一部の銀行員でさえ立ち入ることが許されていません。
歴史と背景
1694年に設立されたバンク・オブ・イングランドは、英国の中央銀行として金融の安定を支えてきました。
金庫は第二次世界大戦中にも安全が確保され、爆撃の影響を受けることなく機能しました。
金塊は、英国政府だけでなく他国の政府や中央銀行の資産も含まれているとされ、世界的な経済の安定に関わる重要な場所、というのは表向きな建前で植民地から奪った歴史的価値のあるものも、返還に応じない姿勢を示していることさえ、オールドメディアでは語られません。

金庫のセキュリティは極めて厳しく、アクセスには特殊な認証が必要です。詳細な内部構造やセキュリティシステムは完全非公開となっています。歴史的にもろくでもない略奪国家である事実は変わりません。
エリア51(アメリカ)
理由:軍事機密、UFO研究の噂
アメリカ・ネバダ州の砂漠地帯に位置する「エリア51(51エリア)」は、アメリカ政府の極秘軍事基地です。政府は長年その存在を認めていませんでしたが、2013年になって公式にエリア51の存在を認めました。
歴史と背景
1955年、CIA(アメリカ中央情報局)がU-2偵察機の試験飛行を行うために設立。
1960年代以降、ステルス爆撃機「F-117ナイトホーク」や「SR-71ブラックバード」などの極秘兵器が開発されたとされる。

UFOとの関連性が噂されるようになったのは、1947年に発生した「ロズウェル事件」の影響だといわれており、墜落した未確認飛行物体(UFO)がエリア51に運ばれ、研究されたとの都市伝説が生まれた。未だに真偽不明の事案として語り継がれていますよね。
エリア51は依然として厳重な監視下にあり、近づくと軍に拘束される可能性がある。Googleマップでも詳細な画像は確認できず、極秘施設としての機能を維持している。
ルール島(ブラジル)
理由:猛毒の蛇が大量に生息するため
ルール島(別名「スネーク・アイランド」)は、ブラジルのサンパウロ州沿岸にある小さな島です。この島には「ゴールデン・ランスヘッド」という猛毒の蛇が大量に生息しており、一般人の立ち入りは禁止されています。尚、ゴールデンランスヘッドは絶滅危惧種にも指定されていますね。

歴史と背景
かつては人間が住んでいたという記録もあるが、蛇の数が増えすぎたために放棄された。
ゴールデン・ランスヘッドは、咬まれると短時間で死亡するほどの猛毒を持つ。
研究目的での入島は特別許可が必要。ブラジル政府は、蛇の生態系を守るためにも島を封鎖している。
島への立ち入りは禁止されており、ブラジル海軍が監視を行っている。科学者や医療関係者が研究目的で訪れることはあるが、それ以外の立ち入りは不可能。
メトロ2(ロシア)
理由:ロシア政府の極秘地下鉄ネットワーク
概要
「メトロ2」とは、ロシアの首都モスクワの地下に存在するとされる極秘の地下鉄システムです。公式にはその存在が認められていませんが、冷戦時代に建設されたと言われています。

歴史と背景
ソビエト連邦時代(スターリン政権下)に、政府高官や軍関係者の避難経路として建設されたとされる。
一般のモスクワ地下鉄とは別に存在し、クレムリンや軍事施設と地下でつながっているとの噂がある。
1990年代にソ連崩壊後、一部の元政府関係者が「メトロ2」の存在を示唆する証言をしたが、ロシア政府は公式に認めていない。
現在
メトロ2の実在は未確認だが、都市伝説として語られ続けている。ロシア政府は関連する情報を一切公開しておらず、一般人の立ち入りは不可能。
上陸できない世界遺産、沖ノ島(日本)
沖ノ島(日本)
歴史と文化:
沖ノ島は、古代から航海の安全を祈る祭祀が行われてきた神聖な島です。4世紀から9世紀にかけて、国家的な祭祀が継続的に行われ、貴重な奉納品が数多く残されています。
これらの出土品は国宝に指定されており、島の歴史的価値を物語っています。
「海の正倉院」とも呼ばれるこれらの歴史的価値から、世界文化遺産にも登録されています。

立ち入り禁止の理由:
沖ノ島は、現在も神道の聖地として厳格に保護されており、一般の立ち入りは制限されています。
「神宿る島」とされ、島全体が神域であるため、女人禁制をはじめとする厳しい戒律が守られています。
一般の人が立ち入る事が出来るのは、毎年5月27日に行われる現地大祭のみとなっており、参加にも厳しい条件があります。
どうでしたか?世界にはまだまだ知られていない未知の場所や未解明の歴史など、ロマンに満ちているとは思いませんか?今回も最後まで見ていただきありがとうございます。