2025年7月に太陽フレア極大期に影響が予想される文明崩壊の可能性

TVでは教えてくれない情報とお役立ち

皆さん、テレビではひたすら、ありもしない南海トラフ地震の恐怖で煽り予算をぶんどるために、この地球上で一度も誰も地震が起こると解明されてないのに、地震予知に莫大な予算が振り分けられていますが、太陽フレアに関しては、ある程度解明されています。太陽活動は11年周期で活動が活発になったり、低迷期に入ったりしています。現在2025年は太陽活動は極大期と呼ばれるほど活発なのです。昨年、イーロン・マスクのスターリンクの衛星の49機のうち40機が太陽フレアの電磁波の影響で墜落したと発表もありました。今回は2022年に日本の総務省が公表している2025年7月に太陽フレアの極大期のピークが間近に迫っている中で、過去に起きた太陽フレアによる事象と現代のインフラや電子機器に与える可能性のある事象に迫ってみたいと思います。何事も起こらないに越したことはありませんが、知っていると、いないとでは備え方が違うはずですよね、それでは始めます。

太陽フレアの仕組み

太陽フレアは、太陽の表面で起こる爆発現象であり、莫大なエネルギーが放出されます。その仕組みは複雑で、まだ完全に解明されているわけではありませんが、現在最も有力な説は磁気リコネクションと呼ばれるものです。その詳細を説明していこうと思います。
太陽の磁場
太陽は、内部の対流運動によって複雑で強力な磁場を作り出しています。
この磁場は、太陽表面に黒点と呼ばれる、周囲より温度が低く磁場が強い領域を作り出します。黒点周辺では、磁力線が複雑に絡み合っています。
磁場の蓄積と歪み:
太陽内部の活動によって、黒点周辺の磁力線は徐々にねじれたり、引き伸ばされたりして、エネルギーを蓄積していきます。
これは、ゴムバンドを引っ張ってエネルギーを蓄えるイメージに似ているそうです。
磁気リコネクションの発生
蓄積された磁場のエネルギーが限界に達すると、これまで互いに反発していた磁力線が、ある点で突然繋がり変わります。これが磁気リコネクションです。
繋がった磁力線は、元の安定な状態に戻ろうとするため、蓄積されていた磁気エネルギーが解放され、熱エネルギー、運動エネルギー、そして粒子の加速エネルギーへと変換されます。



エネルギーの放出と現象:
磁気リコネクションによって解放されたエネルギーは、以下のような様々な形で放出されます。
電磁波: X線、ガンマ線、紫外線、可視光、電波など、幅広い波長の電磁波が急激に増加します。これが観測される太陽フレアの光です。
高エネルギー粒子: 陽子や電子などの粒子が光速に近い速度まで加速されます。これらは太陽高エネルギー粒子(SEP)と呼ばれ、地球に到達すると人工衛星の故障や放射線被ばくなどの影響を与えることがあります。
プラズマの放出: 大量のプラズマ(電離したガス)が宇宙空間へ放出されることがあります。CMEはフレアに伴って発生することも、単独で発生することもあります。地球に到達すると、磁気嵐を引き起こし、オーロラの発生や通信障害の原因となることがあります。
フレアの規模と分類
太陽フレアの規模は、放出されるX線の強度によって分類されます。一般的に、弱い順にA、B、C、M、Xクラスと分けられ、アルファベットが進むほど規模が大きくなります。
同じクラスの中でも、さらに数値で細かく分類されます。

過去に実在した太陽フレアによる被害

過去の太陽フレアによる被害は、現代社会のインフラが高度に依存しているため、その影響は多岐にわたります。以下に主な被害事例と、想定される被害について詳しく解説します。
過去の主な被害事例
1859年:キャリントン・イベント
史上最大級の太陽フレアとして知られています。
当時存在していた電信システムに大規模な障害が発生し、火花が出たり、感電したりするなどの被害が報告されています。
オーロラが非常に低緯度まで観測されました。前回のフレア時には赤道付近でオーロラが観測されているそうです。皆さん覚えていますか?昨年日本国内でも肉眼でオーロラが確認されたと、テレビでも報道されていました。

現代社会においては、もし同規模のフレアが発生した場合、電力網、通信システム、GPSなどに壊滅的な被害をもたらす可能性が指摘されています。
1989年3月:カナダ・ケベック州の大規模停電
比較的規模の大きな太陽フレアに伴う磁気嵐が発生。
地磁気の急激な変動により、電力系統に誘導電流が流れ込み、変圧器が損傷、保護装置が誤作動しました。
約9時間にわたる大規模な停電が発生し、600万人以上が影響を受けました。
経済的損失は数百万ドルに達したとされています。
近年:通信障害とGPSの誤差
2024年5月や10月にも太陽フレアによる通信障害が報告されています。
太陽フレアに伴う電磁波や高エネルギー粒子が電離層を擾乱し、短波通信、衛星通信、GPSなどに影響を与え、通信不良や測位精度の低下を引き起こすことがあります。
GPSの誤差は、カーナビゲーション、航空機の運航、自動運転システムなどに影響を与える可能性があります。

想定される被害


現代社会は、電気、通信、衛星システムに大きく依存しているため、大規模な太陽フレアが発生した場合、広範囲にわたる被害が想定されます。


電力網の障害
地磁気誘導電流による変圧器の過熱・損傷、保護システムの誤作動による広範囲な停電
復旧に数週間から数ヶ月を要する可能性があり、経済活動や日常生活に甚大な影響を与えます。
通信システムの障害
 短波通信、衛星通信、携帯電話網などの広範囲な通信障害。
 緊急時の連絡手段の途絶、金融システムや物流システムの混乱などが懸念されます。
 インターネット接続が困難になる可能性もあります
衛星システムの障害
人工衛星の電子機器の故障、誤作動、軌道のずれ。
天気予報、GPS、衛星放送などに影響が出ます。
衛星の太陽電池の劣化による寿命の短縮も懸念されます。
GPSの誤差と機能停止
電離層の擾乱によるGPSの測位精度の低下、または測位不能。
航空、船舶、自動車のナビゲーションシステム、精密農業、測量などに影響が出ます。
自動運転技術への深刻な影響も懸念されます。
航空機への影響
 短波通信の障害による管制との連絡不良。
 GPSの誤差による航行の安全性への影響
高高度を飛行する航空機の乗務員や乗客の被ばく量の増加
パイプラインの腐食促進。
地上の電子機器の誤作動。
被害額の試算
アメリカの気象当局NOAAは、大規模な太陽フレアが発生した場合、全世界で数兆円から数十兆円規模の経済的被害が生じる可能性があると試算しています。
対策の必要性
過去の事例と将来の予測を踏まえ、太陽フレアによる被害を最小限に抑えるための対策が急務となっています。これには、太陽活動の監視体制の強化、影響予測の精度向上、電力網や通信インフラの強化、緊急時の対応計画の策定などが含まれます。
特に、2025年は太陽活動が活発化する時期と予測されており、より一層の警戒と対策が求められています。

いかがでしたか?南海トラフ巨大地震の大嘘情報より、科学的に根拠があり実際に影響を及ぼして、もしかしたら人類の文明を大きく後退させる程の脅威が迫っている可能性があることはテレビでは教えてくれません。今回も最後まで見ていただき、ありがとうございます。

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